問1.支燃性ガスを8つ答えよ。
解答:オゾン、酸素、空気、塩素、二酸化塩素、フッ素、三フッ化塩素、三フッ化窒素
問2.不活性ガスを8つ答えよ。
解答:ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、 キセノン、ラドン、窒素、二酸化炭素
問3.分解爆発性ガスを7つ答えよ。
解答:アセチレン、ヒドラジン、オゾン、エチレンオキシド、エチレン、ゲルマン、一酸化窒素
問4.次のガスの色を答えよ。塩素、オゾン、二酸化窒素、臭素、フッ素、ヨウ素
解答:塩素:黄緑色、オゾン:淡青色、二酸化窒素:赤褐色、臭素:赤褐色、フッ素:淡黄色、ヨウ素:黒紫色
問5.最も軽い気体を答えよ。
解答:水素
問6.最も密度が小さい気体を答えよ。
解答:水素
問7.最も沸点の低い気体を答えよ。
解答:ヘリウム
次の各問いに対して正しいかどうか答えなさい。また、誤っている場合、誤りの部分を正しく直しなさい。
問1.ヘリウムは、無色、無臭の不燃性ガスで、その沸点は標準大気圧下で-269℃ であり、最も軽い物質である。
解答:誤り 最も軽い物質である。 → 水素に次いで2番目に軽い物質である。
解説:ヘリウムは沸点が最も低い分子です。
問2.水素は、無色、無臭の可燃性ガスで、水に溶けにくく、最も密度が小さい。
解答:正しい
解説:水素と酸素の体積比2:1の混合ガスは、着火により激 しく爆発し、水素爆鳴気と呼ばれます。
問3.酸素は無色無臭のガスで、金属酸化物はアルカリ性を示す。
解答:正しい
解説:酸素は、常磁性も示します。常時性とは、磁場を与えると弱く磁化することを言います。
問4.一酸化炭素は、毒性の強い可燃性ガスで、常温、標準大気圧で爆発しない。
解答:誤り 爆発しない。 → 空気中の爆発範囲は、およそ12.5〜74.0vol%である。
解説:一酸化炭素は無色、無臭、不活性ガスで、高温では還元性が強いが、常温では金属に配位するため、金属カルボニルを形成します。
問5.二酸化炭素は無色、無臭のガスで、還元性が強い温室効果ガスである。
解答:誤り 還元性が強い → ×(削除)
解説:還元性を持つ物質は自身は酸化されます。しかしながら、二酸化炭素(CO2)はそれ以上酸化されることはありません。二酸化炭素(CO2)に酸素が結合するため、CO3等になりますが、そのような物質はありません。
問6. 塩素は可燃性物質に対して支燃性を示し、酸化力が強いため、漂白剤や消毒剤として用いられる
解答:正しい
解説:塩素と酸素の体積比が1:1の混合ガスは塩素爆鳴気と呼ばれ、加熱、日光の直射、紫外線などにより爆発的に反応します。
※ 水素との混合ガスではありません。酸素です。
問7.メタンは、空気より軽く、無色、 無臭、無毒の可燃性のガスで燃えると淡青色の炎を出す。
解答:正しい
解説:有機物の腐敗や分解に伴って発生するガスです。
問8.アセチレンは可燃性のガスで、カーバイド法で製造できる。
解答:正しい
解説:酸素中で燃焼させると高温の火炎になるので溶接や溶断に使用されます。
問9.ハイドロフルオロカーボンは、脂肪族炭化水素の水素をフッ素と塩素で置換したもので、 空調や冷媒として用いられている。
解答:正しい
解説:オゾン層破壊の一因とされています。
問10.アルシンはヒ素の水素化物であり、にらのような不快臭をもち、毒性のない無色の可燃性ガスである。
解答:誤り 毒性のない → 毒性の強い
解説:アルシンは猛毒のガスで、吸入した場合、血液・腎臓に影響が出て、最悪の場合には死に至ります。
問11.液化アンモニアは、無機化合物で、ハロゲンや強酸などと接触すると激しく反応するが、発火爆発することはない。
解答:誤り 反応するが、発火爆発することはない。 → 反応し、発火爆発することがある。
解説:アンモニアは、毒性のが強く、酸素中で燃焼すると窒素酸化物を発生します。