問1.気密検査は、圧力がいくらい以上で行うか。
解答:常用の圧力以上
問2.第二種特定設備以外のガス設備において、水等の安全な液体を使用する場合の耐圧試験は圧力はいくらいで行うか。
解答:常用の圧力の1.5倍 以上の圧力
問3.第二種特定設備において、空気、窒素等の気体を使用する場合の耐圧試験は圧力はいくらいで行うか。
解答:常用の圧力の1.1 倍以上の圧力
問4.破裂板の検査は、外観検査をし、異常がある場合、どのように処置を施すか。
解答:交換
問5.緊急遮断装置は、目視検査による何を検査するか。
解答:他動作検査
問6.バルブの弁箱では何を検査するか。
解答:内部腐食状況
問7.インターロックでは何を検査するか。
解答:正常に作動すること
問8.圧力計の精度は何目盛以内か。
解答:1/2目盛以内
次の各問いに対して正しいかどうか答えなさい。また、誤っている場合、誤りの部分を正しく直しなさい。
問1.気密試験は、実際に設備運転時に使用する流体を用いることもある。
解答:正しい
解説:気密試験は、原則、空気その他危険性のない気体を用いて所定の圧力をかけて行い、漏えいなどの異常がないとき合格としますが、運転状態の高圧ガスを用いることが適当な場合の気密試験においては設備運転時に使用する気体を用います。
問2.気密試験は石鹸水などを用いて漏れがないことを確認する方法と、試験圧力を加えたのち一定時間放置して、圧力降下がないかを測定する方法がある。
解答:正しい
解説:石鹸水を用いて検査する場合に漏洩があると、漏えい個所で泡が発生するため、瞬時に漏洩有無が発見できます。
問3.圧力容器本体の強度に関係する部材を溶接補修した場合は、耐圧試験、気密試験の順序はどちらでも良い。
解答:誤り 耐圧試験、気密試験の順序はどちらでも良い。 → 耐圧試験を行った後、バルブ等を付けた後に気密試験を行う。
解説:圧力容器の気密試験は、付属品を接続したのちに気密試験を行います。
問4.耐圧試験は、原則として水を用いて所定の圧力をかけた際、 膨らみ、伸び、 漏えいなどの異常がないかを確認する。
解答:正しい
解説:水を用いることが不適当な場合、危険性のないガスを用いて検査をすることもあります。
問5.気密試験および耐圧試験を、 常用圧力で行える。
解答:誤り 行える。 → 行えるのは気密試験のみである。
解説:耐圧試験は、試験に用いる流体が、水なのか危険性のない気体なのかや設備で使用するガスの種類によって圧力が変わり、常用圧力よりも高い圧力で行います。
問6.定期検査は、高圧ガス保安協会規格の定期自主検査指針に基づいて年に1回行った。
解答:正しい
解説:高圧ガス保安法では、定期検査のことを定期自主検査と言い、1年に1回行います。また、定期自主検査では定期自主検査指針に基づいて行われます。
問7.ラプチャディスクは、定期自主検査時には圧力をかけて問題ないか検査しない。
解答:正しい
解説:ラプチャディスクは破裂板と呼ばれ、一度作動すると破れて二度使用することができません。そのため、ロット検査にて合格したものを使用します。定期自主検査時は、外観検査等を行います。
問8. 温度計は、目視検査をすればよい。
解答:誤り をすればよい。 → と精度検査をする。
解説:温度計は、基準となる器具を用いて精度検査も行います。
問9.安全弁を分解整備したのち、製造設備に取り付け、運転で使用するガスを用いて作動検査を実施した。
解答:誤り 製造設備に取り付け、運転で使用するガスを用いて作動検査を実施した。
→ 安全なガスを用いて作動検査をした後に取り付ける。
解説:安全弁の作動検査は、安全なガスを用いて加圧し、所定の圧力で作動するように設定します。