問1.可燃性ガス塔槽類の清掃作業前準備として、安全な状態への置換条件を答えなさい。
解答:爆発下限界の1/4以下
問2.酸素の塔槽類の清掃作業前準備として、安全な状態への置換条件を答えなさい。
解答:酸素濃度22vol%以下
問3.毒性ガス塔槽類の清掃作業前準備として、安全な状態への置換条件を答えなさい。
解答:許容濃度以下
問4.塔槽類を清掃する際に空気へ置換するには、酸素の濃度はいくつである必要があるか条件を答えなさい。
解答:酸素濃度18~22vol%
問5.工事内容はこ、口頭で内容を補足説明し、工事対象の設備を現地で関係者立会の下、確認するが、その他説明の際の準備物は何か。
解答:書面(仕様書など)
問6.「炎」「火花」「発熱部を外部に露出した状態で使用するもの」を総称して何というか。
解答:裸火
問7.塔槽類を清掃する前開放する部分の前後のバルブを閉止するだけでなく、バルブや配管の継手に挿入するものは何か。
解答:仕切弁
次の各問いに対して正しいかどうか答えなさい。また、誤っている場合、誤りの部分を正しく直しなさい。
問1.可燃性ガスの塔槽に入る前に可燃性ガス濃度が、 爆発下限界値以下であることを確認した。
解答:誤り 爆発下限界値以下 → 爆発下限界の1/4以下
解説:爆発下限界値だった場合、爆発が起きないギリギリのため、規定である1/4以下である必要があります。
問2.毒性ガスの塔槽に入る前に毒性ガス濃度が、 許容濃度以下であることを確認する。
解答:正しい
解説:毒性ガスの許容濃度は、そもそも人が吸っても許容できる安全な量であるため、許容濃度以下であれば、十分安全です。
問3.毒性ガスの塔槽に入る前に、塔槽内の酸素濃度が、 規定濃度範囲内にあることを確認する。
解答:正しい
解説:酸素濃度18~22vol%にし、作業中も18~22vol%に保ちます。
問4.可燃性ガスの塔槽内の機器類の動力源が遮断されていることを確認する。
解答:正しい
解説:塔槽内に入る際は、動力源が遮断されていないと事故につながる可能性があるため、確実に遮断されていることを確認する必要があります。
問5.毒性ガスの塔槽内清掃において、空気にて置換した後、塔槽内の酸素濃度が規定値だったので、作業員を入槽を許可した。
解答:誤り 空気にて置換した後、塔槽内の酸素濃度が規定値だったので、 → 毒性ガスを除害し、不活性ガスにて許容濃度以下に置換後、空気に置換し、塔槽内の酸素濃度が規定値かつ毒性ガスが許容濃度以下だったので
解説:毒性ガスは、最初に除害する必要があります。
問6.火気を使用し工事を行う対象設備が、可燃性ガスの設備であったので、まず、可燃性ガスを排気し、不活性ガスにより置換し、設備内のガス濃度を爆発下限界の1/4以下にした。
解答:正しい
解説:可燃性ガスは不活性ガスへの置換が必要で、爆発下限界の1/4以下にする必要があります。また、置換前に最初に可燃性ガスの安全な処理が必要です。
問7.可燃性ガス設備の作業終了後、設備の使用に向けて向けて空気で置換されている塔槽内を再度窒素で置換した。
解答:正しい
解説:可燃性ガス設備の再使用は、作業開始前の置換の逆の順番に置換します。空気と可燃性ガスの混合を避けるため、不活性ガスで空気を置換してから可燃性ガスへ置換します。
問8. 塔槽内作業において、塔槽に接続されている配管の弁をすべて閉止し、弁または配管の継手に仕切板を挿入した。
解答:正しい
解説:弁や配管の継手には、確実に遮断するため、仕切弁を挿入します。
問9.火気使用工事の際、グラインダー、たがね、ハンマなどで生じる摩擦火花、衝撃火花なども管理対象である。
解答:正しい
解説:グラインダとは、回転運動によって表面の研削又は切断を行う機械です。また、たがねとは、薄い鉄板の切断、コンクリートのハツリ作業等に使用する細長い工具です。これらは、作業時に摩擦火花、衝撃火花が発生するため、火気使用工事の際注意が必要です。
問10.工事作業は、作業前の危険予知活動を省略し作業時間を有効に使うことができる。
解答:誤り 省略し作業時間を有効に使うことができる。 → 省略できない。
解説:危険予知活動は、安全に作業するうえで重要です。
問11.可燃性ガス配管の溶接工事にあたり不活性ガスにより配管内を十分に置換しているが、工事中は消火器、水バケツなどの消火のための措置を講ずる。
解答:正しい
解説:万が一に備えて、可燃性ガス設備への作業時は。消火設備の準備が必要です。
問12.定期修理工事において、事業所の工事関係者や協力会社の作業員に対して、作業に関する危険性、事業所内安全ルール、 緊急時の処置等の安全教育を実施してから作業を開始した。
解答:正しい
解説:定期修理工事においても、安全教育は大変重要です。