物質と分子 練習問題・演習問題(特別)

練習問題

問1.物質を構成している基本的な成分を何というか。

解答:元素

問2.純物質を構成している元素の種類が1種類の物質を何というか。

解答:単体

問3.1つの原子で構成している分子を何というか。

解答:単原子分子

問4.純物質を構成している元素の種類が2種類以上の物質を何というか。

解答:化合物

問5.同じ元素の単体であるが性質の異なる物質を何というか。

解答:同素体

問6.「同温、同圧のもとではすべての気体は、同体積中に同じ数の分子を含まれる」という法則は何というか。

解答:アボガドロの法則

問7.化学反応の前後において、物質の総量(質量)は変わらない。これを何という法則と言うか

解答:質量保存の法則

演習問題

 次の各問いに対して正しいかどうか答えなさい。また、誤っている場合、誤りの部分を正しく直しなさい。

問1. 水素や窒素は二原子分子である。

解答:正しい
解説:水素、窒素の化学式はそれぞれ、H2、N2で1種類からなります。

問2.メタンは単体である。

解答:誤り 単体 → 化合物
解説:メタンの化学式はCH4の炭素1つに水素が4つ結合した化合物です。

問3.アルゴンは化合物である。

解答:誤り 化合物 → 単体
解説:アルゴンの化学式はArで1つの物質です。

問4. ヘリウムは単体である。

解答:正しい
解説:ヘリウムの化学式はHeで1つの物質です。

問5.メタンは単原子分子である。

解答:誤り 単原子分子 → 化合物 or 多原子分子
解説:メタンの化学式はCH4で炭素1つに水素が4つ結合した化合物です。

問6.プロパンは化合物である。

解答:正しい
解説:プロパンの化学式は、C3H8で炭素3つに水素8つが結合した化合物です。

問7.化学反応の前後において、物質の総量(質量)は変わらないことを質量作用の法則という。

解答:誤り 質量作用 → 質量保存
解説:質量作用の法則は、化学平衡に関する法則です。

問8.アボガドロの法則は、すべての気体において、同じ温度、同じ圧力において、同じ体積中に含まれる分子の数は等しい。

解答:正しい
解説:「すべての気体1molは標準状態(0°C、1atm)でおよそ22.4Lの体を占める」とも言えます。

問9.1molの物質に、6.02 × 1023 個の基本粒子が含まれることをアボガドロ定数という。

解答:正しい
解説:アボガドロ数は、6.02 × 1023/molです。

nerima9worker

高圧ガス製造保安責任者試験の研究をしているガス+α 産業ガスの会社に勤務している現役のエンジニアです。 2022年1月から高圧ガスの試験問題・検定問題を研究しています。 平成25年(2013年)の問題から現在までの出題傾向を踏まえオリジナルの類題を掲載しています。

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