ガスの種類 乙種化学 学識

ガスの性質による分類

ガスの分類
 ガスは、高圧法によっていくつかの種類に分類され、乙種化学の試験においても該当するかどうかを問われる問題が出題されている。すべてではないですが、頻出のガスに関して分類を記載します。また、出題されたことがないものの、出題傾向の変更とともに出題される可能性のある内容も記載しております。

可燃性ガス

アクリロニトリル、アンモニア、エチレン、メチルアミン、塩化エチル、シアン化水素、水素、アセチレン、エタン、塩化ビニル、アセトアルデヒド、エチルアミン、クロルメチル、酸化エチレン、ジボラン、二硫化炭素、ベンゼン、ブタジエン、プロピレン、メタン、ブタン、ブロムメチル、硫化水素、モノゲルマン、プロパン、ホスフィン、モノシラン

過去12年間に出題されている可燃性ガス
一酸化炭素(4回)、メタン、硫化水素(2回)、エチレン、ブタン、ブタジエン、エタノール、アセチレン、モノシラン(3回)、シアン化水素、アンモニア(2回)

支燃性ガス

オゾン、酸素、空気、塩素、二酸化塩素、フッ素、三フッ化塩素、亜酸化窒素、三フッ化窒素

語呂

過去12年間に出題されている支燃性ガス
酸素、フッ素、塩素、オゾン(3回)、亜酸化窒素
亜酸化窒素は支燃性ガスであり、分解爆発性をもつ非常にまれなガスです。

不活性ガス

ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、 キセノン、ラドン、窒素、二酸化炭素

語呂

過去に出題されている不活性ガス
不活性ガスを問う問題は出題されていません。

毒性ガス

アクリロニトリル、モノメチルアミン、硫化水素、クロルメチル、三フッ化リン、セレン化水素、ホスフィン、アクロレイン、トリメチルアミン、モノゲルマン、亜硫酸ガス、五フッ化ヒ素、二硫化碳素、モノシラン、アルシン、五フッ化リン、ジシラン、フッ素、アンモニア、酸化エチレン、四フッ化硫黄、ブロムメチル、三フッ化窒素、一酸化炭素、四フッ化ケイ素、ベンゼン、塩素、三フッ化ホウ素、ジボラン、ホスゲン

過去に出題されている毒性ガス
アンモニア、塩素、シアン化水素、硫化水素

自然発火性ガス

モノシラン、ジシラン、ホスフィン

過去に出題されている自然発火性ガス
自然発火性ガスは上記3つとも出題されています。

分解爆発性ガス

 アセチレン、オゾン、エチレンオキシド(酸化エチレン)、エチレン、モノゲルマン、一酸化二窒素(亜酸化窒素)

過去に出題されている分解爆発性ガス
アセチレン(2回)、酸化エチレン(3回)、モノゲルマン(3回)、亜酸化窒素

特殊高圧ガス

アルシンジシラン、ジボラン、セレン化水素、ホスフィン、モノゲルマン、モノシラン

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