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化合物を燃焼した場合、熱が発生します。その熱のエネルギーはどのくらいなのかを求める問題がたびたび出題されています。この反応熱を求める際にエンタルピー(←わかりずらい)という概念を用いて計算します。 　この問題は比較的容易で、出題パターンも似たようなものが多いため、得点源にしたい問題です。

「孤立系のエネルギーの総量は変化しない」というエネルギー保存則です。これはどういうことでしょうか。この法則を理解するには2つのことを説明しなければなりません。そもそも系とは何でしょうか。物理化学の世界では、直接考察の対象にするものを系といい、それ以外を外界といいます。

化学反応が進むと、反応は停止し、生成物はそれ以上生成されず、反応が進行しなくなります。しかしながら、可逆反応において実際には反応は停止しておらず、「化学反応の見かけ上、反応が停止したような状態」をいいます。

化学反応式では、単に反応物だけでなく、触媒の有無や反応の条件によって進行の早さが異なります。反応の速さは反応速度式で表され、また、アレニウスの式によって活性化エネルギーが求められます。

理想気体の状態方程式は、高圧ガスの計算問題における基本的な考え方です。公式として暗記し、理想気体の状態方程式を用いた問題が出た場合、数値を代入するだけで計算できる非常に取り組みやすい計算公式です。