SI単位　練習問題・演習問題　乙種機械　学識

SI単位の過去問傾向

　SI単位については、乙種機械の学識にて近年、毎年出題される分野です。2012年からの過去の12年分から出題傾向をまとめました。SI単位については、2015年から毎年出題されていますが、傾向が強い分野です。下記表では、9項目が複数回出題されていますが、SIでの表し方の問題が多いため、9項目を暗記すれば解答できる可能性が高い問題です。しっかりと覚えて解答しましょう。

項目	出題数
接頭語	8
圧力	5
SI基本単位	4
グラム	4
ケルビン	4
エネルギー	3
力	2
体積	2
粘度	2
その他	2

練習問題　

問1．力とは「(　a　)の質量を持つ物質に(　b　)の加速度を生じさせる」と定義されている。　

問2．「1N(ニュートン)」とは、(　c　)のことであるから、「(　d　)」で表される。

問3．圧力とは「(　e　)の面を垂直に(　f　)の大きさ」で定義されている。

問4．仕事とは「(　g　)×(　h　) 」で定義されている。

問5．エネルギーの単位「J」は(　i　) ×(　j　) = 「(　k　)」 × 「(　l　)」 = 「(　m　)」で表される。

問6．仕事率とは「単位時間に移動する(　n　)」で定義されている。

問7．SI接頭語であるμ(マイクロ)は10の何乗か。

問8．SI基本単位は和、差、積、商のどれで表されるか。

問9．重さのSI基本単位は何か。

問10．仕事の単位をSI単位で表せ。

問11．温度のSI単位を表せ。

問12．Pa(パスカル)をSI単位で表せ。

問13．力をSI単位で表せ。

問14．体積をSI単位で表せ。

問15．粘度をSI単位で表せ。

演習問題

問1．SI組立単位は、一般にSI基本単位の積や商の形のみでは表されない。

問2．質量の単位であるkg(キログラム)は、SI基本単位の一つである。

問3．SI接頭語のhはヘクトと読み、10³を表す。

問4．SI接頭語のμ(マイクロ)は10^-3を表し、M(メガ)は103を表す。

問5．SI接頭語のd(デシ)は10^-1を表し、p(ピコ)は10^-9を表す。

問6．エネルギー、仕事の単位であるJ(ジュール)はSI組立単位であり、SI基本単位で表すとkg・m2/s-3である。

問7．熱力学温度のケルビン(K)とセルシウス度(℃)の温度差の数値は異なる。

問8．圧力の単位であるPa(パスカル)はSI基本単位で表すとkg/(m・s2)となる。

問9．力の単位であるN(ニュートン)はSI組立単位でありSI基本単位で表すとkg・m/s2である。

問10．体積の単位であるリットルの記号は、ローマン体で表され、SI基本単位である。

問11．粘度の単位 P（ポアズ）や圧力の単位atm（アトム）もSI基本単位である。